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コーヒーブレイクにヴァリデーション

御社のサイトがどの程度正しい構文(Markup)で制作されたか、またご使用のブラウザが「Web標準」にどの程度準拠しているか、コーヒーブレイクの時にでもお試しください。
なかなか興味深い結果が出るかもしれませんヨ!
いずれも各画像をクリックすると、それぞれの検証・計測サイトへ遷移します。

W3CのValidation Serviceは、”Markup(html, xhtml)” ”CSS”とも下の画像のようにそれぞれ上の赤枠に検証したいページのURLを入力し、”Check(検証する)”を押すだけ。
めでたく合格!すると、W3Cのバナーでお祝い(?)してくれます。

image_w3c_html_500_170
image_w3c_css_500_170

ご使用のブラウザが「Web標準」にどの程度準拠しているかを測定するのによく利用される”Acid3“。
100点満点を取ると左のような画像が表示されます。
中央は別のブラウザで71点、右は多くの方に使われているブラウザで、結果は計測不能。

image_acid3_500_170

「Web標準」準拠でもたらされるメリット

社では予てから「Web標準」準拠の制作を推奨してきましたが、まだ「Web標準」という規格そのものが無かった頃、ウェブアクセシビリティに着目したのがそもそもの始まりです。

の不自由な人や高齢者にも閲覧しやすいホームページを制作すべく取り組みをスタートしたものです。
しかし、その後のブラウザやアプリケーションの進歩により、ソフトウェア側でウェブアクセシビリティ対応が可能になってきました。
当社の制作もホームページ側で”ウェブアクセシビリティ”に配慮するよりも、こういったブラウザやアプリに対応する方が生産性が高く、効率的であるということから、間接的にウェブアクセシビリティに配慮する方法へ転換することとしました。
ホームページ側を対応させるためには、どのブラウザでも、どのアプリでも正しく理解・表示できるコーディングが必要。これがまさにW3C勧告の「Web標準」仕様だったわけです。

Web標準」に準拠しているかは、W3Cのヴァリデーションサービスで確認できます。
ここでの検証は、制作会社サイドから見れば、実は比較的ハードルが低く、難しいレベルではありません。ですから、ここでエラーを出さないようにコーディングすることは、制作会社としては最低限のスキルといえるでしょう。もっとも止むを得ないケースもありますが・・・
また当社では、より一層厳格に検証できるW3Cヴァリデーション以外の方法を用い、制作時にひとつの目安としてW3Cと併用する検証に導入しています。

Web標準」は、先ほども述べたように、ブラウザや各種アプリが理解しやすく正しく表示できます。このことはYahooやGoogleなど検索サイトの『サーチロボット』においても同様のことが言えます。
検索エンジンの『サーチロボット』は、常にネット上をサーチして各サイトをインデックスしていますが、この時取得した膨大なインデックスデータが検索結果に反映されるわけです。
サーチロボットにとっても「Web標準」のソースコードは理解しやすいものです。その結果、SEOに効果的で、昨今この傾向が強くなってきているようです。
・・・では、なぜサーチロボットに理解しやすいかというと、ひとつには「コーディングがきれい」だということ。「Web標準」に準拠すると、自ずとhtmlもCSSもソースコードがきれいにしかも正しく整理されます。SEOで大事な要素のひとつにhtmlソースの最適化というのがありますが、「Web標準」に準拠すると『htmlソースコードの最適化』も図れてしまうのです。実はこれは制作会社によっては別料金になるほどとても面倒な作業です。
また、ソースコードがきれいに整理されているということは、ブラウザやアプリ、サーチロボットだけでなく、当然人間にも理解しやすいわけです。担当者が変わったり、制作会社を移るといったことが容易になるということがいえます。これはサイトオーナーにとって、自由度と可能性が増し、フレキシブルな対応が可能になってきます。

のように「Web標準」に準拠すると多くのメリットがあります。しかし、制作会社や制作者にはその分工数が増えることになりますし、スキルも高めていかなくてなりません。
しかし、もたらされるウェブアクセシビリティ・SEO・汎用性といった多くのメリットと、ブラウザの状況や将来の見通しを考えれば、「Web標準」の必要性をご理解いただけるものと考えます。

HTML?それともXHTML?・・・どちらがいいの?

ホームページ(HTML文書)を制作・公開する上で”HTML”にするべきか、”XHTML”にするべきか・・・

W3Cでは、HTMLに代わる標準としてXHTMLを勧告してきましたが、如何せん下位互換性(XHTMLはHTML 4に対し互換性がない)の低さ故に、現時点でもけっして普及が進んでるとは言えません。

一方のHTML 4は、言わずと知れた解釈の曖昧さが問題です。
昨年(2008年)、W3CはHTML 5のドラフトを発表し、HTMLの最終バージョンと言われた4でしたが、やはり5が出るようですね。
HTML 5はHTML 4の上位バージョンであることはもちろん、XHTML1の上位バージョンとしての性格も持ち合わせていくようです。すなわち将来的にはHTML 5が主流(標準)となる可能性を持っています。HTML 4ではもはや対応できなくなりつつあるRIA(Silverlight,FLASH,etc)などWEBアプリケーションへ柔軟に対応できるようになってきます。

当社サイトでも昨秋からXHTML 1にシフトしていますが、HTML 4からシフトする決定的なメリットはありませんでした。SEO的にもXHTMLが有利という訳でもなさそうです。(今後のアルゴリズムの変化に因りますが、XHTMLだから有利になるということはまずないでしょう。)

また、Flashを組み込んだ際、Flashアプリケーションは<embed>タグが使われるコードで書き出してきます。これはW3C勧告で推奨されておらず、<object>タグに置き換えるよう勧めてきます。しかし、こんどはこの<object>タグが一部のブラウザで誤動作する場合が
あり、Validationでエラーを承知の上、<embed>を使うしかない・・・。
(これはHTML 4でもXHTML 1でも出るエラーで、各種オブジェクトやWEBアプリケーション対応への課題であり、正しい構文で正常動作させようとすると、どうしてもFlashは避けざるを得ない)

2010年勧告予定のHTML 5に期待し、しばらくは推移を見守る時期でしょう。
従って、今の時点でHTML仕様にすべきか、或いはXHTML仕様にすべきかは、正直明確にお答えできないというところです。
CMSやブログでXHTMLが自動生成される場合は、選択の余地もありませんが、一般のページなら解釈の相違に配慮しつつHTML 4で書くほうが無難ではないかというのが私見です。

当社ではWEBの標準化に賛同し、お客様に最適なシステムがご提供できるようこれからも対応・研究を続けていきます。