HTML?それともXHTML?・・・どちらがいいの?

ホームページ(HTML文書)を制作・公開する上で”HTML”にするべきか、”XHTML”にするべきか・・・

W3Cでは、HTMLに代わる標準としてXHTMLを勧告してきましたが、如何せん下位互換性(XHTMLはHTML 4に対し互換性がない)の低さ故に、現時点でもけっして普及が進んでるとは言えません。

一方のHTML 4は、言わずと知れた解釈の曖昧さが問題です。
昨年(2008年)、W3CはHTML 5のドラフトを発表し、HTMLの最終バージョンと言われた4でしたが、やはり5が出るようですね。
HTML 5はHTML 4の上位バージョンであることはもちろん、XHTML1の上位バージョンとしての性格も持ち合わせていくようです。すなわち将来的にはHTML 5が主流(標準)となる可能性を持っています。HTML 4ではもはや対応できなくなりつつあるRIA(Silverlight,FLASH,etc)などWEBアプリケーションへ柔軟に対応できるようになってきます。

当社サイトでも昨秋からXHTML 1にシフトしていますが、HTML 4からシフトする決定的なメリットはありませんでした。SEO的にもXHTMLが有利という訳でもなさそうです。(今後のアルゴリズムの変化に因りますが、XHTMLだから有利になるということはまずないでしょう。)

また、Flashを組み込んだ際、Flashアプリケーションは<embed>タグが使われるコードで書き出してきます。これはW3C勧告で推奨されておらず、<object>タグに置き換えるよう勧めてきます。しかし、こんどはこの<object>タグが一部のブラウザで誤動作する場合が
あり、Validationでエラーを承知の上、<embed>を使うしかない・・・。
(これはHTML 4でもXHTML 1でも出るエラーで、各種オブジェクトやWEBアプリケーション対応への課題であり、正しい構文で正常動作させようとすると、どうしてもFlashは避けざるを得ない)

2010年勧告予定のHTML 5に期待し、しばらくは推移を見守る時期でしょう。
従って、今の時点でHTML仕様にすべきか、或いはXHTML仕様にすべきかは、正直明確にお答えできないというところです。
CMSやブログでXHTMLが自動生成される場合は、選択の余地もありませんが、一般のページなら解釈の相違に配慮しつつHTML 4で書くほうが無難ではないかというのが私見です。

当社ではWEBの標準化に賛同し、お客様に最適なシステムがご提供できるようこれからも対応・研究を続けていきます。